キリスト教会が初めての方は、「礼拝とは、どんなことをするのだろう?」と不安に思われるかもしれません。
でも、礼拝は、司式者が進行をご案内しつつ進めていきますので、前もってご存じでなくても大丈夫です。
とはいえ、あらかじめ内容を知っておきたいという方は、以下をご覧ください。
礼拝順序
当教会においては、主の日の礼拝順序は、次のように執り行われます。
※主の日とは、救い主イエス・キリストを讃え礼拝する日という意味で、
日曜日の礼拝を私たちは「主の日の礼拝」または「主日礼拝」と呼んでいます。
招 詞
頌 栄
主の祈り
交読文 (七つの悔改めの詩編)
賛美歌
聖 書(旧約聖書、新約聖書)
祈祷
賛美歌
説教
聖礼典(洗礼式、聖餐式)
讃美歌
信仰告白 使徒信条(聖餐式の時はニカイア信条)
献金
頌栄
祝祷
礼拝順序に関する意味の説明は、以下をご覧ください。
礼拝順序および内容の意味
「神の招き」
招 詞
頌 栄
礼拝は、神の招きによって会衆が集い、行うものですから、
司式者が「招詞」を朗読し、礼拝が始まります。
招きへの感謝(罪の告白)
主の祈り
交読文 (七つの悔改めの詩編)
賛美歌
神に招かれた者は、まず自分の罪を認め、罪を悔い改めます。
主イエスに教えられた「主の祈り」をもって神の招きに感謝し、応えます。
交読文は、聖書の御言葉(悔い改めの詩篇)の朗読で、私たちの罪の告白をするものです。
御言葉
聖 書(旧約聖書、新約聖書)
祈祷
賛美歌
説教
聖礼典(洗礼式、聖餐式)
讃美歌
「御言葉」とは神の御意志です。
礼拝において、特に「私たちの罪を赦す」という神の御心が明らかにされます。
罪の赦しは、キリストの十字架によって成就しました。
ですから、礼拝における〈御言葉〉の部分では、キリストの十字架があらわされることになります。
説教は「見えざる神の御言葉」と呼ばれます。
そして、聖礼典(洗礼と聖餐)は「見える神の御言葉」と呼ばれてきました。
感謝
信仰告白 使徒信条(聖餐式の時はニカイア信条)
献金
頌栄
祝祷
罪の赦しの宣言を受けた者は、それを感謝するのが当然であります。
その感謝の応答が「信仰告白」であり、「献金」です。
「信仰告白」も「献金」も、自分自身を神に捧げる意味を持ちます。
「人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」(ローマの信徒への手紙10章10節)
とある通りです。
「信仰告白」には「ニカイア・コンスタンティノポリス信条」と「使徒信条」を用います。
最後に、神の栄光を讃美する「頌栄」と、
会衆への祝福である「祝祷」をもって、礼拝が終わります。
もっと詳しく
当教会の礼拝等について、さらにお知りになりたい方は、礼拝指針をご覧ください。